実は史上初だった今回の台風

今日の倉敷地方は、台風一過で見事にいい天気&暑い一日になりました。
昨日に引き続き、今日も台風関連のお話をちょっと雑学として…。

この三連休、日本列島のあちこちに爪痕を残しながら、見事に日本を縦断していった台風18号。実は、今回の台風は1951年に統計を開始して以来、初めてとなる進路を通りながら、太平洋上に抜けたそうです。

その、史上初となった進路とは…。

まず、17日の午前中に九州(鹿児島県)に上陸後、午後には四国(高知県)に再上陸。夜には本州(兵庫県)に再々上陸して一度日本海側に抜けた後、翌日の今日のお昼に北海道に再再々上陸という進路で日本列島を完全に縦断しました。

お気付きですか?

台風が日本列島にやってきた時に“上陸”や“再上陸”ぐらいの言葉で表現されることはよくありますが、今回の”再”のなんと多いこと。4回日本列島に上陸した結果、日本の本土(九州、四国、本州、北海道)の4島すべてに上陸しているのです。それは統計史上初のこと。

ちなみに、もう一つ雑学として…。

この記録を更新されることはないそうです。なぜか?

仮に沖縄本島の上空を台風が通過したとしても、上陸という定義を使うことなく、あくまで通過という表現をするそうなので、4島以上の上陸はありえないのです。

ということで、今回の4島すべてに上陸した台風が史上初であると同時に、超えられることのない上陸数になるということです。

この先、しばらくは台風が日本列島に接近や上陸する可能性が高い季節となりますので、日頃から災害に対する警戒や準備を怠らないようにし、被害を最小限に食い止める努力をするようにしましょう。

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