大きな地震で見えたもの

今日の午後2時すぎに鳥取県で発生した地震は、地震が少なく、あまり揺れることのない岡山南部でも震度4という大きな揺れで、久々に地震の恐怖を感じました。

ちょうど保育園での仕事中に起きた地震。子どもたちはみんな午睡の時間。個人的には業務の打ち合わせの電話中でした。

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保育園ではもちろん園児たちの安全が最優先。緊急地震速報よりも先に体に感じた大きな揺れで地震だとわかるやいなや、各先生方は教室にいる子どもたちのところへ移動し、教室の先生方と協力して子どもたちの安全確保。午睡中だったことで少々寝惚け気味の子もいましたが、逆に子どもたちはみんな室内で一緒にいた状態だったので迅速に全員の確認と安全確保の体制はスムーズに行なえました。

どの年齢の子たちの部屋も各先生方がきちんと対応してくださっている姿に安心しました。特に0歳児の部屋は、担当の先生方だけでなく、迅速にその部屋に駆け付けた園長先生や主任の先生がみんなで子どもたちに布団をかけ、さらに先生方が覆いかぶさる形で子どもたちを守っている姿には感動すら覚えました。

あたり前と言えばあたり前の話です。もちろん、そのために毎月避難訓練などもしっかり行なっています。でも、やっぱり訓練と本当の災害は違いますし、緊急時にその真価が問われます。今日の地震がまさにそれでした。

地震自体は子どもたちにも大きな不安を与えたこともあって大変ではありましたが、今日の様子から見えた今後に向けての大きな安心と日ごろの訓練の大切さ。これからもみんなで力を合わせて、しっかり継続していきたいと思います。

震源地を中心に、まだ余震が続いているようですが、さらに被害が広がらないことを心から願っています。

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