子どもの成長と語彙力格差の原因は…?

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子どもの成長、中でも語彙力に関する非常に興味深い記事を読みました。玉川大学大学院の佐藤教授が就学前の子供たちの語彙力調査をしたところ、一番高い子で11歳レベル、一番低い子で2歳レベルと大きな開きがあったそうです。

佐藤教授によると、その違いは保護者の話し方の特徴が大きく影響していると考えられとのこと。ということは、その違いを生み出したと考えられるポイントに気を付けながら、日々の生活の中で子どもたちに接することで、子どもたちの語彙力をしっかり伸ばしてあげられるということですね。

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では、そのポイントとは…。

1.応答のタイミング
子どもが話しかけてきた時に、それに対してできるだけ早いタイミングで応答してあげる。そういう応答をされている方の子どもは語彙力も高く、発話量も多いそうです。逆はもちろん、応答が遅い、もしくは無反応。これでは子どもの語彙力が伸びるわけないですよねぇ…。苦笑

2.子どもと話す時間
これは全体的な対話時間のことではなく、子どもと保護者の対話時間における双方の対話時間の比率のこと。単純な話、保護者が話す時間が長くなればなるほど、相対的に子どもの話す時間は短くなるもの。加えて、子どもが話し出すタイミングが掴みにくくなるため、次の言葉が余計に出にくくなるそうです。保護者の話す時間は効率よく短めにして、できる限り聞き役に回ることでしっかりとした発話を促しすことにつながるそうです。もちろん、その合間に語彙力増のためには必要なタイミングで語彙を与えたり、誤用は適宜修正する必要はあると思います。

3.話す速さと発音
子どもと話をするときは、できるだけゆっくりかつ明瞭な発音で話しかけることが重要になるそうです。学ぶことの基本は“真似る”こと。すなわち、一番身近な保護者の方の話し方や語彙がそのまま子どもの語彙力や発音につながることが多いため、正しい発音でゆっくり聞かせ、可能な限りで語彙量を増やすことが大事になるってことですね。

その3つのポイントを改めて考えると、2番目の話す時間を短くするということと、3番目のゆっくり話すということは内容が矛盾するような気もしますが、『短い言葉をゆっくりかつ明瞭な発音で…』と考えればいいのだと思います。

どうですか?

すぐに日常生活の中で取り組め、なおかつそんなに難しいことではないと思います。と言いながら、普段から早口でどんどん喋っている私が言うのも変な話ですが…。苦笑

でも、保護者の方の日常の関わり方をほんの少し変えることで、子どもたちの成長を促すことができるってことですよね?

語彙力が増えるということは、そのまま国語力のアップにも繋がるはず。そして、国語力のアップはそのまま学力全体の底上げにも繋がる大事な力。

こういった研究結果は有効に活用し、生活の中に取り入れて、どんどん子どもたちの成長につなげていきましょう!!

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