フィンランドの教育

保護者の方からフィンランドの学校の様子や子供たちの様子を見ることが出来るDVDをお借りしました。
と、こんな時期にこんな形で、さもつい最近お借りしたような言い方をしていますが、実際には随分前からお借りしていた物なのですが…。
なかなか見ることが出来ず、「いつでもいいですよ☆」という優しいお言葉に甘えて、ずぅ~っとお借りしたままになっていたものの、やっと見終えました。
ながぁ~い間、お借りしてて、本当に申し訳ございません。m(__)m
とっても参考になりました。
というより、日本の教育に関するネガな部分を再認識させられた感じ。
世界トップの教育水準を誇る国のいい部分を、しっかり取り入れていかないと、この先日本はどんどんおいていかれると思う。
DVDの中で紹介されていた内容で、フィンランドが子供たちの教育にあたり、とっていいなと思った内容を紹介したいと思います。
全ての知識を一律に覚える必要はない。
だから、100点を取ることを目標にはしない。
分からないときに分からないことを自分で調べて考える。
そんな力を身に付けることの方が、100点を取ることよりも重要視されている。
フィンランドの教育理念においてもっとも重要視されている点は、「自分のために学ぶ」というところ。
テストの点や受験のために勉強するのではなく、将来自分がどういう人間になりたいかを見据えて、実生活に活きる応用力・判断力・思考力を養うための教育がなされている。
「知識とは自ら学びたいと思うから手に入るもの」
「自分の人生は自分でつかまなければならない」

そんな考え方で、子供たちの教育がなされているということ。
そしてまた、こうも言っていました。
その子供たちの教育に携わっている教師や親の本当の役目とは子供が自ら学びたくなる「環境」を作ること。
教師や親が見つめているのはあくまで「子供たち一人ひとりの未来」であるということ。

こうやって改めて見てみても、フィンランドの教育すべてが特別なことをやった結果、今の教育水準があるわけではない。
本当にごくごく当たり前のことであり、その積み重ねがきちんとした形で子供たちの教育に反映されていくということを改めて教えられた気がする。
日本の教育のいいところは受け継ぎ、他の国のいいところはどんどん取り入れて、少しでも子供たちにとっていい教育ができる環境を整えることを心掛けていきたい。
とってもいい勉強になりました。
どうもありがとうございました。m(__)m

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