正しい知識

投稿日:2009/04/22 更新日:

山陽新聞に川崎医療福祉大学の佐々木正美先生が「響き合う心」というコラムを掲載されていました。
改めて読み直してみている中に、人と関わって生きていく上で気が付かなければならない大切なことが書かれていました。
内容を一部紹介させていただきながら、みなさんにも考えてもらえたらなって思います。
~掲載記事より抜粋~
『(省略)
想像できなかったほどに多いのは、この新聞記事を読むまでは、自分の子どもが発達障害/自閉症であることを知らなかったというものです。
これは特に高機能の人やアスペルガー症候群といわれる、能力の高い人に多いのです。
能力の高い子どもであったために、ほかの子供と違ったところがあっても、特に心配しなければならない子どもだとは考えないで育ててきたというのです。
そして知らず知らずのうちに、みんなよりもよくできるところをそのままにして、みんなと同じようにできないところは、あれこれほかの子どもと同じようにさせようと、無理なことをしてきてしまった結果、現在は大変不幸な状態になってしまっているというのです。
(省略)
…発達障害の子どもの場合に限らず、今日私たちは相手に向けた愛や思いやりの気持ちを忘れがちになり、自分を中心にした自己愛的な感情を強くしながら生きている、ということに気づかなければならないと思います。
子どもと幸福にしてやろうという思いよりも、自分を幸せな気持ちにしてくれるような子どもに育ってほしいという、自己愛の感情の方が肥大化するような生き方をしてしまっているのです。(…続く)』
最近はずいぶん理解され、社会の中で受け入れられてきてはいるものの、やっぱりまだまだ障害についての正しい知識や理解が得られているとは言い難いと思う。
障害だと疑いを持つことは、なかなか難しいこと。
ましてや、仮にそうだったとしても、障害だというその事実を受け入れることはさらに難しいことだと思う。
でも…。
その子に関わるすべての人が、正しい知識で理解を示し、きちんとした対処をしてあげないとその子自身はどうしていいのか迷ってしまう。
その際にその子のことを一番に考えて行動をしてあげることと保護者も含めてちゃんとケアしていくことがとても大切。
そして、すべての人と関わりを持つ上で、生き方そのものを見直す必要性があるということ。
すごく当たり前だけど、すごく大切なこと。
改めて、そんなことを感じさせていただいたコラムでした。

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