とある学校のお便りに紹介されていた言葉と、その言葉を受けてお便りを書かれた先生ご自身の生徒たちへのメッセージと想いがとても素敵だったのでご紹介させていただきます。
“新幹線の父”と呼ばれる、日本に新幹線を作った島秀雄さんの言葉です。
『できない』と言うより『できる』と言う方がやさしい。なぜなら、『できない』と言うためには、何千何百とある方法論の全てを『できない』と証明しなければならない。しかし、『できる』と言うためには、数々ある方法の中からたった一つだけ『できる』と証明すればいいからである。
読んだ瞬間、目からウロコ状態でした。
普段よく言われるのは、『できない』と言ってあきらめてしまうのは簡単だといった感じで、がんばること、継続することの難しさと重要性が言葉にされることの方が多いと思います。
それをまったく逆の発想で、『できる』ことを証明することのやさしさ、『できない』ことの証明のむずかしさという考え方は「見事!!」と感服しました。
先生からのメッセージ
言葉を紹介した後に、先生がこう続けていました。
この言葉は、できることを信じて、安易にあきらめるのではなく、できるまで続けることの大切さを語っていると思います。
(中略)
生徒たちにも、夢に向かって、置かれた状況の中で、精一杯、自分の可能性を信じてがんばる。そんな強さを持って欲しいと思います。また、私たちも、すぐに『できない』と決めつけるのではなく、生徒たちの可能性を信じて、生徒の実態に応じた丁寧な支援を続けていきたいと思っています。
「みんながんばれ!!先生もがんばるから一緒にがんばっていこう!!」
優しい先生からのそんなメッセージが込められていると思います。
生徒と保護者と先生。少なくても三人四脚。場合によっては、もっとたくさんの人たちみんなの力を合わせて、あきらめることなく一緒に前を向いてゆっくり進んでいけば、きっとその先に子どもたちの明るい未来が拓ける。
みんなでどんどん『できる』ことを証明していきましょう♪♪