発達障がいのある子たちの伸ばすべきところ⑧

投稿日:2015/12/14 更新日:

⑧『セルフマネジメントへの道』

セルフマネジメント=「自己管理」もしくは「自律」とも訳される。体調管理や作業の進行などを進めるために、自分自身を適切に抑制・管理すること。(実用日本語表現辞典より)

大人になってもなかなかできない人も多い(かく言う自分もその一人ですが…。苦笑)中、子どもたちにとってはかなりハードルの高い課題。ましてや発達障がいのある子たちにとってそれがいかに大変なことかということは言うまでもなく…。

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“行動”“情報”“思考”

日常生活や学習場面において、やるべきことを決定付け、結果に結び付けるために必要な大きな三つの要素。これらは独立して存在している物ではなく、図のように互いに関わり、影響を与えている関係。究極に求められるセルフマネジメントの力は図中の①で示される部分。ただ、先にも述べたように、この力をきちんと身に付けることは大人でもなかなか難しいことだし、いつも安定してできることでもない。

なぜなら、人間は刻々と流れる時間の中で変化しながら生きているから。

①が究極の力であると同時に身に付けることが容易でない力だとしたら、まずは②や③や④の部分の力の中で、その子の一番得意とする分野の力を伸ばすことに課題を移し、その力をちょっとずつ高めていけばいい。

もし、どの部分も難しかったとしても、子どもたちは必ず、“行動”する力も“情報”を得る力も“思考”する力も持っているのだから、個々の力を伸ばしてあげて、まわりの人間がその個々の力を結び付けるお手伝いやきっかけ作りをしてあげればいい。それがサポートであり、そのサポートを受けながら少しずつ経験を重ねていけば、大きく飛躍できなかったとしても小さく一歩ずつ成長し、自分の持てる最大限の力でセルフマネジメントができるようになるはず。

セルフマネジメントができるようになることは目標であり、できるようになれればいいことであるが、大切なことはできるようになることではなく、できるようになる努力を続けることであり、まわりはそれを信じてサポートを続けること。

昨日できなかったことが今日できるようになった。

今日できなかったことが明日はできるようになる。

その時点で、すでにちゃんと小さな成長を遂げている子どもたち。

その成長の先に、きっと自分自身に一番合ったセルフマネジメント能力が見つかり、身に付くはずである。

<⑨につづく…?>

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